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【攻略】税金計算はSTEPNで収益を残すために必要なこと

過去にSTEPNの体験談について記事を投稿しましたが、今回は収益を残すためには避けられない「税金計算」の観点から少し深く堀り下げてみました。

今回の記事は、STEPN以外のGame-Fi全般にも共通する考え方になると思います。

  • 動いて稼ぐMove To Earn(M2E)
  • ゲームしながら稼ぐPlay To Earn(P2E)
  • 寝ながら稼ぐSleep To Earn(S2E)

など、さまざまなGame-Fiがこれから現れてくるでしょう。

当然、Game-Fiで扱っている暗号資産の銘柄は変動が大きくてリスク高めです。
それでも、最初にNFTアイテムを買ってしまえば、ゲームしたり歩くだけで暗号通貨をもらえるのは大きな魅力です。

Game-Fi自体はこれからの成長産業ですので、Geme-Fiユーザーはさらに増えていくでしょう。
Game-Fiを正しく知って楽しむ人たちがさらに増えたらいいなと思い、今回STEPNを例にあげて大事な攻略方法をまとめました。

本記事では、実際にSTEPNを体験した自分自身のデータを使っているので、信ぴょう性のある内容に仕上がったと自信を持って言えます。
もし将来参入したい別のGame-Fiが現れたときにも、本記事の事例を頭に入れておけば多少なりともリスクを回避できるので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

ここではあくまでもSTEPNの納税について個人的見解をまとめています。
より正確な情報は税務署か税理士の先生にご相談ください。

高値掴みでレベル上げしたスニーカーは年内に手放そう

早速結論から出していきますが、STEPNで収益を残すために必要なことは下の通りです。

5月までの相場が高い時に購入やレベル上げをしたスニーカーは、年内には売却してしまおう

「せっかく高い時に買ったスニーカーをわざわざ売らないといけないの?」
「大事に育てたスニーカーには愛着があるので簡単に売れるわけない…」
と思った人もいるでしょう。

しかし、相場が高い時から持っているスニーカーは、資産価値が非常に高く評価されているので、来年の確定申告の時にかなりの負担となる可能性が高いです。
高額の時に数足のスニーカーを確保していれば、ほぼ確実に所得税課税対象の20万円を超えてしまうでしょう。

レベル上げでスニーカーの資産価値はなぜ高くなるのか

では、なぜレベル上げしたSTEPNのスニーカーはなぜ評価が高くなってしまうのでしょうか?
それは、STEPNでゲットしたGSTをそのままレベル上げやミントに使っているためです。

今の日本の法律では「暗号資産を使って暗号資産を買った場合でも差額が雑所得として課税対象になる」という決まりになっています。

GSTはSTEPNで歩くことで受け取ることができる暗号資産です。
ゼロからGSTという暗号資産を受け取っているので、GSTを受け取った時点で課税対象になると見ておいたほうがいいでしょう。

また、GSTはSTEPNではいろんな方法で消費されるシステムになっています。

  • スニーカーの耐久値やHPの修復
  • スニーカーのレベル上げ
  • スニーカーのミント
  • スニーカーのエンハンス
  • GSTをSOLに変換してスニーカーを購入

修復自体は新しい価値を生むものではないので、「経費」と見ていて問題ないでしょう。
しかし、それ以外は全てスニーカーの能力や数を増やすものとして、資産価値を上げる行動と解釈する必要があります

日本円からGSTにトレードして育成費用にあてていけば、おそらく納税額は増えないでしょう。
ほとんどの人は、そんな手間のかかる方法を選ばず、受け取ったGSTをそのままレベル上げに再投資しているのではないでしょうか。

50,000円で購入したレベル0のスニーカーに、1GSTを投入してレベル1にした場合を想定してみましょう。
1GSTが100円だった場合、スニーカーの価値は50,100円に増えます。

レベル30(最大値)までの育成で全ソケットを解放した場合、640GSTと229GMTを使うことになるので、相当な金額が資産価値に足されることが分かりますよね。
GMTとGSTが同じ100円だった場合、86,900円の評価価値が足されることになるのです。

年収400~500万円程度の会社員がSTEPNスニーカーを育成した場合、収益の30%程度となる26,000円を税金として納めることになると想定しておかないといけません。

GSTが暴落してしまった今では、10万円以上の費用をかけて育てたスニーカーですが、せいぜい1か月数千円程度しか稼げなくなっているでしょう。
小銭程度しか稼げないスニーカーを持っているために、高額な税金を納めるのは耐えられますか?

そんな事態にならないためにも、高値の時にSTEPNに手を出してしまった人は、レベル上げやミントにかかった費用を把握し直して、売却するスニーカーを決めておきましょう。

高値と安値の実データで比較してみる

ここまで読んで頂いた方は、高値の時にレベル上げしたスニーカーがどれだけ納税の負担になるかを知っていただけたでしょう。

ここからは、実際にぼくがSTEPNを半年間進めてきた実績から実データを抜き出したものを紹介します。

1足目から3足目までの流れは下の表のとおりです。

1足目(2月上旬)日本円から85,000円相当のSOLに替えて購入
163,000円分のGSTを使ってレベル23まで育成
2足目(4月中旬)148,000円分のGSTを貯めて購入
3足目(4月末)132,000円分のGSTを貯めてミント

この3足分で収益が358,000円分となるので、既に国税の納税対象の20万円を大きく超えています。

上のように試算していくことで「手元に現金を残せないのに、10万円以上の税金を支払わないといけない」ということが分かり、急いでスニーカーの入れ替えを行いました。
結果、はじめの3足は合計金額36,000円で売却を済ませました

一方、現在使用している3足の購入の流れは以下のとおりです。

4足目(6月中旬)22,000円分のSOLで購入
MB発掘用として育成中(未使用)
5足目(6月中旬)17,000円分のSOLで購入
GSTアーニング用で今のメインスニーカー
21,000円のGSTを使ってレベル28まで育成済み
6足目(7月上旬)11,000円分のSOLで購入
GMTアーニング用として育成中

3足合わせて50,000円程度で、日本円を使って購入した1足目より35,000円安く済んでいます。
今の相場はさらに下がっているので、3足合計20,000円以内で済むのではないでしょうか?

このように高値で育てた靴3足を安値の時に入れ替えたことで、かなり税金の負担を減らせたのではないかと思っています。
STEPNスニーカーに10万円以上かけて税金を支払わないといけないと覚悟していたのですが、育成費用込み2万円程度で済みそうです。
つまり、8万円程度は節税できているという計算になります。

また、GSTを使ってOpenSeaでNFT(Crypto Ninja partners)を2体購入していますが、将来に渡って持っておくべきものだと確信していますので、売らずに税金をきちんと支払っていきたいと思います。

まとめ

今回は、STEPNでMove To Earnを行うときに忘れてはいけない「納税計算」の観点から、実例を交えて攻略方法を解説しました。

数年前ですが、仮想通貨投資家が数千万円の追徴課税を受けたということがありました。
暗号資産同士の売買では税金がかからない、という考えが浸透していたのが理由です。

暗号資産を扱う以上、しっかりと1年のお金の流れをつかんで収益を計算しておくのが大事ですね。
これからは、Game-Fiの広がりでより多くの人が暗号資産を取り扱っていくことになるでしょう。

万が一、高値掴みしてしまったGame-FiのNFTアイテムで発生する不必要な税金を払わないためにも、年内売却という選択肢を常に頭に入れておきましょう。
さらに、買い手がいないと売買が成立しないので、アプリに人気があるうちに早めの売却をできればおすすめします。

以上のことを理解していれば、Game-Fiという新しいテクノロジーの犠牲になるリスクを減らすことができるでしょう。

参考までにSTEPNの体験談を過去記事にまとめていますので、ご一読いただくとSTEPNの変動の流れが分かるのではないでしょうか?

https://sys-daddy.com/experience_of_stepn/

本記事でまとめている内容が誰かのお役立てればば幸いです。