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こんにちは。システム担当の父親、KATSUです。
Excel歴20年、Access歴10年ですが、ブログ記事数は60に到達しました。
「Accessをある程度使えるようになってきたけど、システム作るのに時間がかかるし、項目を追加した修正に時間かかってしまいます!もっと効率よくシステムを作れないかな?」
Accessを分りかけた今こそ、しっかりデータベースの基本を学んでみませんか?
この記事を書いている私も、完全独学でAccessを使いはじめたので、下のような失敗の連続でした。
- 正規化しすぎてクエリを開くのに異常に時間がかかった
- 初めの設計が悪く、修正に必要以上の時間をかけてしまった
- クエリが開かずオーバーフローエラーが表示される
今ではデータベースの解説本を学習した甲斐もあり、少しはまともな設計が出来るようになりました。Accessデータベースを作る前に項目決めをしっかりと行うことで、追加や修正の作業も必要最小限で済んでいます。
最近も書店やKindleでもどんな書籍があるのかよく調べているのですが、データベースの学習に使えそうな書籍を紹介していきます。
データベース設計を学べる本は、実際の画面操作についてはほとんど解説されていません。プログラミングの知識を使って画面を操作することになります。Accessの場合では、Access VBAの解説本になります。
データベースを学ぶメリット
本の紹介の前に、「データベースを学ぶことのメリット」をおさらいしておきましょう。
データベースを学ぶことは、これからの時代はとにかくメリットだらけです。
挙げていくときりがないですが、こんな感じです。
- 自社システムの構築と保守が出来る
- システムベンダーとの交渉が出来る
- Excelでの表作りにも役立つ
- 社内での評価にアピール(昇進や昇給につながる)
- IT全般で共通に使われる知識である
- 転職時にアピールできる
- 世の中に出回っている様々なシステムの仕組みが分かる
挙げていくとそれだけで一記事書けそうなので止めておきますが、とにかくあらゆるところでデータベースが使われています。
業務システムはもちろん、ネットバンキングや医療システム、YouTubeなどの動画配信システムもデータベースです。
プログラミング教育の必修化も最近話題になっていますが、残念ながらデータベースについてはあまり注目されていません。
実は、データベースを知っておくことはIT業界で働かない人にとっても、大きく役に立ちます。
日常業務でExcelを使っている人がデータベースを学べば、手直しや集計がしやすい、ムダの無い表を作ることが出来ます。
当然Accessについても同様で、しっかりデータベースを意識して作ったAccessファイルは必要最小限の追加で済むようになります。
データベース解説に特化したAccess本
Accessの仕組みから学習したい方には、
「Accessではじめるデータベース超入門[改訂2版]」がオススメです。
様々なAccess本が出版されていますが、この本はデータベースの観点からAccessを解説しています。
テーブルの作り方から始まり、SQLの使い方まで、Accessでデータベースを操作する方法が一通り書かれています。
データベース全般を解説した本
「おうちで学べるデータベースのきほん」がオススメです。
Access問わずデータベースを解説しています。
データベースを知らない人にも知ってもらうというコンセプトで書かれています。
ひととおり読んでみましたが、データベース全般について広く浅く書かれている、という印象でした。
データベースとは何かという初歩的な解説から、トランザクションやバックアップなどの実務的な知識を学ぶことが出来ます。
この本をネタにして、データベース関連の入門者研修を2日間くらい行えるくらいの内容です。
逆に言えば、2000円程度で数万円分の研修に匹敵する内容を学習できます。
しっかりとデータベースの設計を学べる本
「達人に学ぶDB設計 徹底指南書」がオススメです。
データベース設計のコツに特化して書かれています。
中級者以上にも使えるデータベースの解説本です。
本の内容はかなり充実しています。
Accessだけでなく、SQL SERVERやOracleなど本格的なデータベースにも使える内容になっています。
この本の内容を実践することで、データベースの品質をかなり上げることが出来ます。
まとめ
以上、データベースの解説本を紹介しました。
今回紹介した本を実際に活用することで、更にAccessを初めとしたデータベースへの理解が深まることは間違いありません。
いままでかけていた莫大な修正時間を減らすことができるでしょう。
データベースを使っていくとファイルのサイズが大きくなります。
そんな時はアップサイジングして他のDBMSにデータを引っ越す必要も出てきます。
そんな時にも今回の本の内容が生かされることでしょう。
本日も最後までありがとうございました。