本の紹介

素早くデータ集計・分析したい人に使ってほしいExcel本3選

今回は、データの集計や分析のスキルを身に付けたい人へおすすめのExcel本を紹介します。

Excelにはいろんな機能がありますが、一番使いこなしたい機能はデータを効率的に集計・分析するための機能ですよね。

Excelの中で最もメジャーな機能である関数でも、集計表を作ることはできます。
しかし、関数で表を作り上げてしまうと、仕様を変更したい時はそれなりに手間がかかってしまいます

ぼく自身も、過去には上司から依頼を受けてExcelの関数で集計方法を作ったものの、要望どおりのものに仕上がらず、何度も作り直しを行った経験があります。

そんな時に助けられたのが、ピボットテーブル使った集計方法です。
ピボットテーブルを作るのはマウス操作だけで作業が完了します。
作業に慣れてしまえば、項目や集計方法の変更などの仕様の修正も手早く行えます。

本記事では、ピボットテーブルをはじめとしたデータ集計・分析機能を効果的に学べるExcel解説本で厳選したものを紹介します。

ピボットテーブルをマスターするだけでも、集計表を作る効率を上げるだけでなく、集計ミスの無い資料を作成できます。

つまり、仕事のスピードと精度の両方が向上するので、職場から貴重な人材として認められるでしょう。
さらに、パワークエリやパワーピボットまでマスターできれば、他の職場からも欲しがられる人材に成長することができます。

きっと将来のステップアップにも役立ちますので、ぜひこの機会にデータ集計・分析スキルの習得にチャレンジしてみましょう。

Excelのデータ集計・分析スキルを身に付ける3ステップ

Excelのデータ集計・分析スキルを身に付けるための必要なステップは3つです。

  1. まずは教材どおりに手を動かしてみる
  2. 実務でピボットテーブルを使ってみる
  3. 更に高度な機能(パワークエリ・パワーピボット)に挑戦

最後のステップまで到達するのは難しそうなイメージがあるかもしれませんが、本の通りに学習を進めるだけです。

パワークエリ・パワーピボットを使えれば、大幅な時短効果とデータ分析の精度アップを図れます。
職場の同僚からも一目置かれますし、ライバルから大きくリードする事が出来ます。

まずは習うより慣れよ!ピボットテーブルを学べるMOSテキスト

ピボットテーブルを使ったことの無い方には「MOS Word 365&2019 Expert対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター)」がオススメです。

この本の一番の強みは演習問題が充実しているということです。
ピボットテーブルを理解するために一番手っ取り早いのは、流れに沿って手を動かすことです。

頭で理解するというより、身体に染み込ませるという意味でも、MOSのテキストを活用するのはとても有効です。
他のExcel本よりやや価格が高めですが、パソコン教室に通ったり、通信教育を受けた場合と比べても圧倒的にコスパ高い学習なのは間違いありません。

ただし、ひとつだけ注意しないといけないのは、ピボットテーブルは「Expert(上級)」の範囲だということです。
間違えて中級を買わないようにしましょう。

こんな方におススメ!

  • ピボットテーブルを全く使ったことがない
  • 繰り返し演習問題を解いて身体に染み込ませたい

ピボットテーブルの全機能を学習できる本

ピボットテーブルの機能をフルに使いこなしたい方におススメなのは、
『Excelピボットテーブル データ集計・分析の「引き出し」が増える本』
がオススメです。

データの入力から集計までを、ステップを踏んで分かりやすく解説しています。

ピボットテーブルのみに限定せず、関数を駆使した集計についても触れています。

こんな方におススメ!

  • とにかくデータ集計や分析の効率を上げたい
  • ピボットテーブルだけでなくを使って集計する方法を知りたい

ピボットテーブルに限界を感じた人におススメの一冊

ピボットテーブルまで使える方には、
「Excelパワーピボット 7つのステップでデータ集計・分析を「自動化」する本」がオススメです。

パワークエリとパワーピボットをかなり奥深いところまで解説してくれています。

特に、パワーピボットで使うメジャーについて丁寧に解説している本は他にありません

また、単独では使いづらいピボットグラフの使い方もとても親切に解説してくれています。

私もピボットグラフには苦手意識がありましたが、この本で学習してからは業務に欠かせないものになりました。

Excelの上級者であると自認されている方にとっても、この本で収穫できる情報はたくさんあると思います。

この本の内容を実績できるまでの知識を習得できれば、今の勤務先でも職場で更に重宝される存在になれます。

(追記)「Excel パワーピボット」を使った学習方法について投稿しました。こちらの記事は、実際に商品を買って本を読んだ人が分かる内容になっています。

「買ってはみたものの、学習を挫折してしまった」という方向けに書いていますので、よかったらどうぞ。

こんな方におススメ!

  • ピボットテーブルをマスターしているが、更にスキルアップしたい
  • パワークエリとパワーピボットをしっかりとマスターしたい

まとめ

今回は、主にピボットテーブルの使い方を紹介しました。

パソコンの性能も上がり、一度に処理できるデータの量も増えてきました。

「ビッグデータ」「AI」などの言葉も一般化していく中、大きなデータを素早く集計や分析できるスキルはあなたの職場でも求められていることでしょう。

Excelでも十分にデータ集計はできるのです。費用をかけて新しいツールを初めから使う必要はありません。

集計や分析の方法は、今回紹介した本に丁寧に書かれています。

しっかり学習すればあなたは職場からも評価されます。

また、将来起業したときにも必ず役に立ちますので、学習して損することは全くないと思います。


本日も最後までありがとうございました。

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