こんにちは。システム担当の父親、KATSUです。
Excel歴20年、Access歴10年ですが、ブログは55記事を書いた程度です。
先日kindleで購入したExcel本をもう一度読み返してみました。一度読破していたのですが、今回も新しい気づきがありましたので書籍の良さを改めて感じています。
「社会人になったらExcelをよく使うらしいけど、使い方が分かりません。初心者向けのいい本は無いのかな?」
「新入社員にExcelを学んでほしいのだけど、どのような本を使ったらいいのかな?本屋で時間もなかなか確保できないんですよね。」
今回は、入門者向けのExcel本の紹介をします。
この記事を書いている私は、10年前くらいからExcelのスキルアップに目覚め、様々なExcel本で情報収集をしてきました。また、勤務先の同僚にも情報収集した操作についてレクチャーしてきました。
他の紹介サイトでは、ある程度広い範囲でのExcel本の紹介を行っていますが、ここでは入門者向けに的を絞っています。
私の独断と偏見によって選定させてもらいましたが、Excel本を選定する参考にして頂ければありがたいです。
初心者向けの本を選ぶ時に気を付けたい事

Excelの解説本にもいろいろな種類や価格のものがあります。高い本は価格に相当する情報が詰まっています。本の価格は出版社が適正に判断して決めています。
もしあなたが学生か現役の社会人なら、1000円以上の費用をかけて自己投資することをオススメします。お金と時間をかけて身に付けた知識は、必ずそれ以上になって返ってきます。
Excelの機能を紹介するだけでなく、以下の3点の使える情報が詰まっています。
- 見やすい表の作り方
- 効率よくデータを作るためのコツ
- こんな使い方をすると効率を下げる
間違いなく本に書かれている情報は、これからの社会人生活に役立ちます。
一方、パソコンに苦手意識機がある方や両親や祖父母に本を買ってあげたい場合は、1000円以下の本でも大丈夫でしょう。
カラーで大きな字で書かれているものが一般的です。
では、これから4つのプランに分けて本を紹介します。
プラン1- 中身の充実を求めたい

とにかくいろんな機能やコツを解説してある本が欲しいと言う人は、「Excel最強の教科書」がおすすめです。
掲載されている範囲が広く、ページの構成や色使いも分かりやすくなっています。
項目の検索もしやすいです。
こんな方におススメ!
- 表の作成やデータの入力はできるけど、それ以外の機能を使ったことが無い初心者レベルの人
- 自己流でExcelを操作してきたけど、もう一度基本を見直したい人
- 手元に本を置いて検索しながらExcelを操作したい人
プラン2-ポイントを押さえて学習したい

Excelの本質を学びたいと言う方にオススメなのは、
「たった一日で即戦力になれるExcelの教科書[増強完全版]」です。
この本は解説の画像より、テキストが多めの本になっています。
PCが無くてもビジネス書と同じ感覚で学習を読み進めることができます。
この本を執筆した方はExcelのセミナーでは有名で、数多くのセミナー開催の経験から必要であると感じた機能に絞って解説してくれています。
本を読み進めていくと、実際にセミナーを受けている感覚になります。
この本に書かれていることが実践できれば、Excelのレベルがかなり向上しているはずです。分からないところはネットで検索もできるようになるでしょう。
自力で検索してネットで独学していくためには、ある程度の知識が必要になります。
この本は、自分で検索できるための基礎を築いてくれます。
初心者だけでなく中級者程度の方にとっても、目から鱗の便利な機能が紹介されています。
更に、Office2003からの古いバージョンにも対応しているのが親切です。
こんな方にオススメ!
- Excelの極意を効率よく学びたい
- PCの前だけでなくても学習したい
- 職場で古いバージョンのOfficeを使っている
プラン3-動画と併せて学びたい

とにかく分かりやすいことを最優先に、という方は
「できるYouTuber式 Excel 現場の教科書」
をオススメします。
各セクションに、Youtube動画にリンクするためのQRコードが貼られているので、本に苦手意識がある方にとって優しい本になっています。本と動画を組み合わせることでExcelの理解度を間違いなく高めることが出来ます。
こちらの本には、社会人が身に付けておきたいExcelの使い方についても触れられています。
同じような本ですが、もう少し初心者向けに書かれた本もあります。
「大人気youtuber方式Excel &wordの必須スキルが見るだけで身につく方法」です。
ExcelだけでなくWordの使い方についても書かれていますので、これからパソコンを習得したいという方に最適な本です。
これらの本を使う時に注意すべきことは、動画を使って学習することが前提なので、自宅にWifiがある方に限定されます。
こんな方にオススメ!
- パソコンの解説本に苦手意識がある
- スマホをWifi環境で使える
プラン4-コスパを最優先させたい

とにかくコストを抑えたい方については、学研から500円のExcel本が出版されています。
「500円でわかるエクセル2019」です。
500円という価格帯ですが、Excelの機能についても良くまとめられています。ただし、実戦で使うためのコツについてはあまり触れられていませんので、シンプルな情報のみが欲しい人向けです
また、ネット環境がなくても分かり易く学習できることが500円本の強みです。
こんな方におススメ!
- 両親や祖父母にExcel本を買ってあげたい
- ネット環境がなくても学習したい
まとめ

今回は、初心者向けのExcel本についてまとめてみました。本を選定するための参考になったでしょうか?
今後は、中級者が更にレベルアップするために役立つExcel本について紹介していきます。
Excelを学習することの重要性について見事に本質をついた一文が、今回紹介した書籍に記載されていましたので、最後に紹介しておきます。
江戸時代の商人が筆とソロバンでやっていたこと、昭和のビジネスパーソンがボールペンと電卓でやっていただけの作業が、現代ではExcelに引き継がれているだけのことです。
吉田拳「たった一日で即戦力になれるExcelの教科書[完全増強版]」より
本日も最後までありがとうございました。