最近日本で盛り上がってきたNFT。
いろんなインフルエンサーや芸能人の方々がNFTを出品し始めています。
『このNFTブームに関わってみたい。でも、どうやって買ったらいいのか分からない。』という方が参考にできるような内容にしてみました。
もくじ
実際にNFTを買ったことがある日本人は、2022年10月時点で1万人前後だそうです。
つまり、日本の人口の1万分の1(0.01%)しかNFTを買っていないということですね。
キャズム理論のイノベーターが2%なので、NFTを買っている人はイノベーター中のイノベーター、だと言えるでしょう。
また、今後はNFTやメタバーズなどのWEB3技術がどんどん発展していくのは間違いないです。
NFTが世の中に広く普及する前に、NFTを買う体験をして時代を先取りしておきましょう。
2022年10月時点で、NFTの情報を仕入れられるメディアは限られるので、いい情報を仕入れるのが有望なNFTを買うために必要なことです。
「NFTの買い方は分かったけど、どんなNFTを買えばいいか分からない」
そんな方のためにも、本記事はNFTの買い方だけでなく、買うNFTを選ぶためのコツについて合わせてまとめてみました。
OpenSeaでNFTを買うための準備
「NFTを買う」というゴールにたどり着くためにしないといけないことは、以下の3つです。
- 暗号資産取引所での口座開設
- メタマスクのインストールと送金
- OpenSeaにメタマスクとメールアドレスを登録する
最近は特にNFTや暗号資産のブログやYouTubeチャンネルが増えてきたので、検索すればすぐに分かりやすいコンテンツにヒットするでしょう。
また、当ブログでも暗号資産取引所とメタマスクの導入の過去記事があるので、参考までにリンクを下に貼っておきます。
≫ 【暗号資産入門】おすすめの暗号資産取引所を紹介します
≫ 【暗号資産入門】メタマスクの導入と使い方(PCバージョン)
OpenSeaの登録は本記事で解説していきます。
OpenSeaのサイト側も日々アップデートしているようですので、多少画面が変わるかもしれません。
とはいえ、以下のおおまかな流れを知っておけばサクッと登録できます。
まずはOpenSeaに入ってみましょう。URLは『https://opensea.io』です。
「OpenSea NFT」で検索すれば上位に表示されますが、詐欺サイトが広告を使って一番上に掲載されるときもあります。
自分の身を守るためにも必ずURLはチェックするクセをつけておきましょう。
無事にOpenSeaに入れたら、右上の財布のアイコンをクリックします。
拡大するとこんな形のアイコンです。
次にProfileをクリックします。
Walletを選ぶダイアログが起動するので、「Metamask」をクリックします。
画面の右上でMetamaskが起動します。
「次へ」をクリックします。
「接続」をクリックします。
OpenSeaにMetamaskがひもづけられて、新しいアカウントが作成されました。
画面の右にある歯車アイコンをクリックします。
これでOpenSeaでNFTを購入することはできますが、ついでにアカウントの設定も済ませておきましょう。
ここでプロフィールを設定できます。
NFTを買う事だけが目的でも「UserName」と「Email Address」はだけは入力しておきましょう。
NFT販売をしたい方は、他の項目も編集して購入者に信頼してもらえるようなプロフィールページに仕上げておきましょう。
実際にNFTを買ってみる
OpenSeaのアカウント登録が済んだら、次はNFTを買ってみましょう。
NFTが広く認知られるきっかけになったような、いきなり高級NFTを買う必要はありません。
数百円でもNFTは買えます。
まずは操作に慣れるためにも、安いけど信用できるコレクションからNFTを購入してみましょう。
では、これから「CryptoKitties」というコレクションを使い、NFTを買う方法を実演していきますね。
「CryptoKitties」は2017年から運用されているブロックチェーンゲームのサービスで、価格も安く歴史があるので今回のサンプルとして選ばせていただきました。
フロア価格も0.01ETH以下なので、気軽に買える価格帯です。
リストされているNFTを確認すると、0.0042ETHで買える猫のNFTを買うことにしました。
「Buy now」をクリックします。
ダイアログが表示されますので「Complete purchase」をクリックします。
画面の右側にメタマスクが起動します。
「確認」をクリックします。
「Your purchase is complete!」と表示されました。
無事にブロックチェーンへの書き込みが終わり、NFTの売買取引が完了したことになります。
自分のページを開いて「Collected」を表示させると、購入したNFTが追加されていました。
自分のコレクションを確認してみると、無事に購入したNFTが追加されています。
どんなNFTを買ったらいいの?
OpenSeaでNFTを探してみたものの「たくさんありすぎて、どれを買ったらいいか分からない」という方も結構いるのではないでしょうか?
ここからは、NFTを買う時のポイントをいくつか挙げていきます。
イーサリアムメインネットのNFTを買う
OpenSeaでは複数のブロックチェーンからNFTを買えますが、イーサリアムメインネット一択で大丈夫です。
価格のところに黒の菱型アイコン(イーサリアム)が表示されているものがそうです。
高値で取引されているランキング上位のNFTのほとんどが、イーサリアムメインネットで出品されています。
最近は日本発のNFTも格安でたくさん販売されています。
かつては「ガス代を抑えるためにもポリゴンイーサで買う」という選択肢もありましたが、今は気にしなくていいです。
ポリゴンイーサを手に入れるためには、結構ややこしい手順を踏まないといけません。
ちなみに、ポリゴンイーサは紫の菱型アイコンですので、しっかりと見分けましょう。
どちらかと言うと、リリースして日が浅く、これからの成長が期待できるNFTを調べるために時間を割いた方がいいでしょう。
ランキング上位の中から探す
OpenSeaのトップから、すぐにランキングページに入ることができます。
特に上位100圏内に入っているNFTコレクションは、世界的によく知られたものが多いので、ほぼ間違いないです。
もちろん、上位に掲載されているNFTは結構な金額です。
安く買おうと思っても、なかなかいいものは見つからないでしょう。
ですので、初めの一体目は記念に残るいいものをという方は、ぜひご自分に合ったものを探してほしいところです。
実際にランキング上位のNFTを買わなくても、どんなものが上位に食い込んでいるかをリサーチしていくことで、NFTを選ぶ感覚が培われていきます。
ぜひ、ランキングはときどきチェックするようにしましょう。
ランキング上位のコレクションを買う時の注意点は、瞬間的に上位に表示されているコレクションも混ざっています。
いよいよ購入する直前には、コレクション自体のフロア価格、出品率、平均価格をもう一度チェックしていきましょう。
価格はもちろん判断基準になりますが、出品率が低めでユニーク所有者数が多めというのも多くの人がガチホしているNFTですので、候補に入れておいてもいいでしょう。
Discordコミュニティをのぞく
NFTコレクションの運営方針やビジョンを知るということも、そのNFTが購入する価値があるか判断するための大事な基準になります。
Discordコミュニティを作っているNFTコレクションも多いです。
実際にDiscordサーバーに入って、どんな会話のやり取りがされているのかをのぞいてみましょう。
Discord内の活動があまり活発でないNFTコレクションは、長期的に価値を維持するのが難しいと判断されるので、購入を見送った方がいいでしょう。
Discordサーバーに入るためには、NFTコレクションのアカウントページにリンクが貼ってあるので、そちらを使いましょう。
Voicyで発信しているクリエイターをチェック
日本でのNFTブームに大きく貢献しているのはVoicyという音声サービスです。
VoicyはNFTコレクションを運営しているパーソナリティが非常に多く、おそらくVoicyだけで日本のNFT市場を追っていけるのではないでしょうか。
NFTプロジェクトを運営しているパーソナリティをざっと挙げるとこんな感じです。
- #イケハヤラジオ(Cripto Ninja NFT 、CryptoNinja Partnersなど)
- 裏・パジちゃんねる(d~というジェネラティブを多数)
- NF] Tマーケティングラジオ(NFT Marketing Orchestra)
- いもっちゃんねる@NFT(CoolGirlNFT)
- ブソンラジオ 【NFT×キャラクター】(Crypto Baby Animals)
- aki社長 NFT×Web3(X2E-HEROES、MHS)
- 讃岐うどんとNFTチャンネル!(SanuQN!)
- うじゅうなのもぐもくチャンネル(CNP Jobs)
まだまだあります。
いかにVoicyがNFTに関する情報が多い異色のサービスかということですね。
Voicyは無料で聞くことができますので、早速インストールして使ってみましょう。
NFTを学びたい人は、まずはイケハヤさんのチャンネルを登録しておきましょう。
最近の日本国内でのNFTブームは、イケハヤさんが作ったと言っても過言ではないでしょう。
まとめ
今回はNFTの買い方と選定のコツについてまとめました。
海外では、2021年に大きなNFTブームが来たものの、2022年10月現在は幻滅期に入っています。
一方、日本ではいろんな芸能人やインフルエンサーの方々も参入し始めていて、まさに大きなブームになろうとしています。
ぜひこの貴重な機会に、欲しいNFTをチェックして買ってみましょう。
また、OpenSeaでは自分でNFTを作って売ることもできます。
BrainでNFTの売り方をまとめた教材をイケハヤさんが販売していますので、一応リンクを入れておきます。
ビジネス本1冊くらいの価格ですが、かなり良心的な内容に仕上がっていて、動画も一緒についてきます。
売る立場での心得をまとめているので、逆に優良銘柄を買うための参考にもなると思います。
NFTを買うだけでなく、売ってみたい方は手に取ってみてはいかがでしょうか?