Excelの代表的な機能、関数の使い方をまとめたページです。
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ほとんどの業界で必要とされているExcelですが、関数を活用することで日々のデータ処理を正確かつ迅速に行うことができます。
最新版のExcelでは関数の総数は500種類を超えますが、全ての関数を使いこなす必要はありません。
ここでは実務でよく使うExcel関数を紹介しますので、順を追って学習してください。
きっとExcel関数を深く理解できて、苦手意識も克服できていることでしょう。
Excel関数初心者が真っ先に身に付けたいことは、数式バーや関数の初歩的な入力方法です。
Excelの数式は他のセルに貼り付けれられますが、セルの位置ズレで想定通りに計算ができない、という問題が起こることもあります。
このような問題は、セルの絶対参照や複合参照を知っていれば簡単に解決できます。
数式バーの使い方をマスターしたら、よく使う集計関数の使い方を覚えましょう。
実務でよく使うものは、合計・平均・個数の3つです。
他にも最大値や最小値を求めるExcel関数もありますが、これら3つの関数とほぼ同じ手順で使えます。
SUBTOTAL関数は特殊な使い方をしますが、データ分析や集計表作りにはとても便利です。
フィルターで表示された行だけを自動集計したり、参照範囲内の他のSUBTOTAL関数は除外されて計算されます。
小計を使った表を作る時は、SUM関数を使った場合より効率よく作業を進められるので、ぜひ覚えておきたいですね。
ExcelのIF関数はプログラミングの条件分岐と同じ動作を再現します。
実務でよく使うだけでなく、将来プログラミングにも挑戦したい方にとっても、条件分岐を使ったIF関数はぜひマスターしておきたいですね。
他の表からデータを検索するときに使う関数の代表格がVLOOKUP関数です。
Excelのデータを加工したいときは必ず押さえておきたい関数ですね。
職場の同僚など、周りの人たちのExcelスキルを推し量る基準としても、VLOOKUP関数の習得具合は参考にしやすいです。
SUMPRODUCT関数は、掛け算と足し算を一気に計算することが可能です。
計算途中の列を作らずに集計結果だけを表示させたい方にはおすすめです。
データのバラツキや傾向を見える化したいときに欠かせないのは、標準偏差や相関係数の計算です。
統計的な数値を全て手計算するのはとても大変な作業ですが、Excelの統計関数を使えば一発で求められます。
実務でよく使うExcel関数を選定し、ピックアップしました。
ここで紹介した関数をマスターできれば、他の関数の習得もスムーズに進められるでしょう。
効率よく業務をすすめるためにも、この機会にExcel関数の学習を始めてみませんか?