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「Excelでグラフを作ったところ、上司からダメ出しの嵐。どのようにして作ったらいいのだろうか…。」
「グラフを作れと指示を受けたんだけど、今まで全く作ったことがありません。どのようにしたらいいのでしょうか?」
グラフの作り方に悩んでいる方に向けて本を紹介します。
この記事を書いているぼくは、職場の改善活動担当として過去10年間にわたり、様々なグラフを作成してきました。
また、後輩へのグラフ作りの教育も行ってきました。
これまでのグラフ作りの経験を活かして、オススメのグラフ学習本を厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。
グラフを使いこなせることで得られるメリット
グラフの特徴として、一番に挙げられるのは、「データの視覚化」です。
データの増減を表すのに、複雑な表も長い文章も必要ありません。
1枚のグラフで相手に伝えることが出来ます。
職場内でも、同僚や上司に説得力を持って自分の主張を伝えることが出来ます。
また、商品を売る時にも強力なツールとしても活躍します。
Excelの基本操作から学びたい方へ
まずは、グラフ操作の基本から学べる定番の書籍を紹介します。
「できる Excel グラフ Office 365/2019/2016/2013対応」という本です。
ExcelなどのOfficeソフトの定番として知られている「できるシリーズ」の一冊です。
フルカラーで見やすいのはもちろん、グラフのほとんどの機能を網羅しているというのも本書の大きな特徴です。
逆に、全てがまんべんなく詳しく解説されているため、オススメできないグラフが分かりづらいというのが、唯一のデメリットです。
とはいえ、1000円程度で購入できるので、逆引きとしては十分すぎるくらいの濃い内容です。
個人的には、3Dグラフはおすすめできませんが、それ以外のほとんどは参考にできるでしょう。
じつは、本書はAmazonのKindle Unlimited対象品です。
月額980円のKindle Unlimitedに登録していれば、無料で対象の電子書籍が読み放題です。
Kindle Unlimitedの新規登録対象者は、30日間無料でサービスを利用できます。
30日経過する前に登録解除すれば、実質無料です。
当ブログでもKindle Unlimiedに関してまとめた記事がありますので、興味のある方はそちらもごらんください。
今までのグラフの作り方を見直したい方へ
日常の業務でグラフを作っているけれども、イマイチ相手に伝わらない、根本から見直したいという方には、「経営コンサルタントの一生使えるExcelグラフ術」がおすすめです。
この本では、コンサル業で活躍されている著者が、基本のグラフである棒・折れ線・円を徹底して深掘りしています。
また、グラフの作り方だけでなく、グラフを作る前準備についても触れています。
この本をぼくも実際に購入しましたが、新しい気づきの連続でした。
以前よりは伝わりやすいグラフを作れるようになったという、実感を持てるようになりました。
グラフに付加価値を付けたい方へ
グラフの作り方の基本に加えて、更に付加価値をつけたい方は、「EXCELグラフ作成 [ビジテク] データを可視化するノウハウ」がオススメです。
グラフィカルなアレンジや、パレート図、損益分岐点、アンケート集計などのより実践的なグラフの作り方について解説しています。
まとめ
今回はExcelでグラフを作る時に役に立つ本を紹介しました。
相手を1枚の資料で納得させるためには、「伝わるグラフ」を作る能力が必要です。
基本をしっかりと学習することができれば、そのようなグラフ作りが出来るようになります。
ビッグデータが一般化されていますので、データの集計や分析以外にデータを視覚化できる能力が更に求められます。
重要な場面で「伝わるグラフ」を作り、あなたの主張を相手に伝えましょう。上司の承認や商談先の成約につながり、評価によい影響を与えます。
この記事で紹介した本が、あなたの自己実現の助けになることを期待しています。